003 とても悪戯顔のうさぎ 〜藤尾 まりこさんの作品から |
「Rabbit GUM」 「つり革」
このほかにも'99の作品… 藤尾 まりこ プロフィール 画歴 WORKS 【悪戯顔うさぎフィギア】 |
くまやすの知人で藤尾まりこさんという童画家・イラストレータがおりまして、かな〜りくま好みな表情のイラストを描いておられる。 中でもメインキャラクタの「悪戯顔うさぎ」(スイマセンホントの名前を知らんもので)は秀逸。 自らもウサギたちと生活を共にし、その性格を知り尽くしておられるようで、ウサギの内面をヒトの表情に翻訳(逆かな?)した作品群には、実に味わい深いものがあります。 なんといいましょうか、「真顔」がイイですね。くまやす思うに、世の中のキャラクタは何かに媚びたようなものが多すぎるのよね。 その点このうさぎは自分勝手で欲張りで憎たらしいツラもちをしておられる。(作者の性格そのものではないと思います、たぶん) そして2002年の個展でついにこの「悪戯顔うさぎ」のフィギアが登場したので皆様に紹介しておこう。 フィギアは2種類。どちらもニクソイ(プチ憎たらしいの意)が、手描きであるためひとつとして同じ顔のものはない。作品名は「うさぎ腰かける」(左)と「うさぎ丸まる」 「うさぎ腰かける」は一体成型! この型取りは手間がかかってるよ〜。 貫禄充分な座り姿でこちらを睨む。 「うさぎ丸まる」は手足が別成型なので一体一体少しずつポーズが違う。 ころころとやんちゃし放題なやつだ。 最後になって大きさが判明 (^^ゞ わりと大きいですな。 「うさぎ丸まる」は手の中にすっぽりと収まって心地よさそうだ。 今回は樹脂初挑戦だということだったが、次回はどんな作品を作ってくれるのか? また、真顔の傑作を期待したい。 |
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