003 とても悪戯顔のうさぎ 〜藤尾 まりこさんの作品から

くまやすお気に入りのうさぎシリーズ。ついに立体フィギア化!


「Rabbit GUM」
2001年11月の個展案内はがきより
(クリックで拡大表示)

「つり革」
2002年5月の個展案内はがきより
(クリックで拡大表示)

 

 

このほかにも'99の作品…

「ゴキンジョノ耳」

「ナニモシナイト決メタ日」

「挑戦的ナ日 」


…なんかイイですね

藤尾 まりこ プロフィール
神戸市生まれ
夙川学院短期大学美術科デザイン学科卒

画歴
1984 小学館童画新人大賞(佳作)
1985 講談社童画グランプリ(入選)
1986 講談社童画グランプリ(佳作)
1988 毎日メルヘン画大賞(準大賞)
1990 「小さな小さな大展覧会」出品
    (Spoonギャラリー・大阪市天満)
    「ILLUSTRATION2人展」
    (gallery翔・神戸市中央区)
1992 「かえる・カエル・KAERU展」
     (Spoonミニギャラリー大阪市天満)
1993 「藤尾 まりこ展」(gallery翔・神戸市中央区)
    「小さな小さな大展覧会」出品
     (Spoonギャラリー・大阪市天満)
    「藤尾まりこ・ILLUSTRATION」
     (ギャラリーCUBE・滋賀県信楽)
    「猫展」出品(ギャラリー翔
     ・神戸市中央区―猫屋猫吉・企画)
1994 「藤尾まりこ展」
     (Spoonギャラリー・大阪市天満)
    「藤尾まりこ展」
    (大阪銀行内ギャラリー ・大阪本町)
    「クリエーターズサマーフェス ティヴァル
      '94・300人展」出品
    (ラウンジギャラリーベルハウス
     ・大阪市天満)
1996 「藤尾まりこ展」(茶屋町画廊・大阪市北区)
    「小さな小さな大展覧会」出品
     (Spoonギャラリー・大阪市天満)
    「藤尾まりこ展」
    (GALLERY創作館・東京都文京区)
1997  「Love&Art」出品
    (GALLERYはねうさぎ・京都市東山区)
    「扇子うちわFADC1997」入選
    「小さな小さな大展覧会」出品
     (Spoonギャラリー・大阪市天満)
    「藤尾まりこ展」
    (ギャラリーななかまど・石川県加賀市)
1998  「明日をになう西宮の作家展」
     (西宮市民ギャラリー・西宮市)
    「藤尾まりこ展」(ギャラリーYui・明石市)
1999  「藤尾まりこ展」
    (GALLERYはねうさぎ・京都市東山区)
    「藤尾まりこ・アラ木ミエ二人展」
      (gallery翔・神戸市中央区)
    「小さな小さな大展覧会」出品
     (毎日放送本社1Fロビー・大阪市北区)
2000  「小さな小さな大展覧会」出品
     (ソニータワー・大阪市西区)
2001  「小さな小さな大展覧会」出品
     (ペーパーボイス・大阪市西区)
    「藤尾まりこ展」(gallery翔・神戸市中央区)
2002  「藤尾まりこ展」(galleryDen・大阪市北区)

WORKS
1989-90 ルポイラスト+文(日刊スポーツ新聞)
1989-91 ルポイラスト+文(DODA・学生援護会)
1991-92「健康な子ども」挿画(日本生活医学研究所)
1991  カレンダ−イラスト(APLUS・大日本印刷)
1998  「大きいカアアと小さいカアカア」挿画
      (さ・え・ら書房)
     Tシャツイラスト
     教材イラスト …他

【悪戯顔うさぎフィギア】
ウレタン樹脂注型品

「うさぎ腰かける」
サイズ:約190 x 80 x 75(mm)
重量:約330g

「うさぎ丸まる」
サイズ:約100 x 90 x 70(mm)
重量:約260g



どちらのタイプも販売しておられるそうです ご希望の方がおられましたらくまやすまでご連絡下さい

藤尾まりこさんへのファンレター?ご意見など、お取り次ぎしますのでお気軽にどうぞ

くまやすの知人で藤尾まりこさんという童画家・イラストレータがおりまして、かな〜りくま好みな表情のイラストを描いておられる。 中でもメインキャラクタの「悪戯顔うさぎ」(スイマセンホントの名前を知らんもので)は秀逸。 自らもウサギたちと生活を共にし、その性格を知り尽くしておられるようで、ウサギの内面をヒトの表情に翻訳(逆かな?)した作品群には、実に味わい深いものがあります。

なんといいましょうか、「真顔」がイイですね。くまやす思うに、世の中のキャラクタは何かに媚びたようなものが多すぎるのよね。 その点このうさぎは自分勝手で欲張りで憎たらしいツラもちをしておられる。(作者の性格そのものではないと思います、たぶん)

そして2002年の個展でついにこの「悪戯顔うさぎ」のフィギアが登場したので皆様に紹介しておこう。
(すべての画像はクリックすると拡大表示します)

フィギアは2種類。どちらもニクソイ(プチ憎たらしいの意)が、手描きであるためひとつとして同じ顔のものはない。作品名は「うさぎ腰かける」(左)と「うさぎ丸まる」

「うさぎ腰かける」は一体成型! この型取りは手間がかかってるよ〜。 貫禄充分な座り姿でこちらを睨む。

「うさぎ丸まる」は手足が別成型なので一体一体少しずつポーズが違う。 ころころとやんちゃし放題なやつだ。

最後になって大きさが判明 (^^ゞ わりと大きいですな。 「うさぎ丸まる」は手の中にすっぽりと収まって心地よさそうだ。
これだけ樹脂を惜しみなく使ったこのフィギア結構重い。「まうご」や「くまやす」(ともに約15g)フィギアなら20個ぐらい出来ちゃいます。(しかも注型時の発熱は尋常じゃないはずですよ!)

今回は樹脂初挑戦だということだったが、次回はどんな作品を作ってくれるのか? また、真顔の傑作を期待したい。



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