入力端子の交換

泣かされ続けの端子 …今回はネジの欠品。
聞くところによるとこれで困っている人はかなりいるらしい。  皆一様にまず代用ネジを買いあさる…色々試して結局あきらめるというパタン。

松下電器さん、これぐらい作ってあげてよ! それとも金型廃棄しちゃったの?

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というわけで、テクニクスの端子は見つけ次第交換が基本! ホント、勢いで交換したら具合良すぎ 。
泣いている人は今すぐ交換すべし。


ターミナル交換

前のオーナーが掃除に気合いが入りすぎて、気が付いたらネジを捨ててしまっていたらしい。

これが問題の部分。 ネジが無いと見苦しい。
様々な代用品を探し回ったが、探すだけムダというもの。 自慢ではないが、歯磨きチューブのフタまで試した。 試せば試すほどちびりちびりと出費。 

気が付いたらターミナル代を越えていたなんてことになるぞ。

金属のベースごと取り外す。 4本の木ネジは頭が小さく、意外と硬いので気を付けて回そう。

裏返すとこんな感じ。
絶縁用のプレートをラグ版で押さえてナットで締め付けている。

端子部品を全て外すとプレートだけになる。
四角い穴は回転止め。

外した部品の方はこちら。
左端のネジ(本体)とナット以外は流用することにした。

今回使用するターミナルはこれ。
非磁性材に金メッキのバナナプラグ対応の高級品。

インターネットオークションではペア(4本)1000円ぐらいで落札できる。 送料は定形外で200円以内だったと思う。

オリジナルのカラーに無理矢理ねじ込む。
ラグ版の穴も小さいのでテーパーリーマーなどを用いて広げておく。

もともあったように組み付ける。

できた。やっぱり金メッキはきれいやな。
これを本体に組み付ければ終わり。

〜よくよく考えると、 金属のものが両端子に揺れるとショートして滅茶苦茶キケン…いろいろな意味で被害が予想される。
通常のターミナルは、背面にへこみを設けてその中に設置してあり滅多なことはないが、これは上面に付いているので何とかしなければ…(そんな心配がいらない樹脂頭の端子を使えば良いのだが、今回は「金」に目がくらんだ

ということでホコリよけも兼ねたカバーを作ってやることにした。
↓ ↓ ↓


端子カバーの製作

あまり目立ったりカッコワルイのはいやなので、透明素材でドーム状のものを作ることにした。

うってつけの材料などすぐには…  見つかった!
ディスカウントストアの処分品ワゴンの中に100円のつまようじ立てが〜。

下の部分を再利用するあてがないのでちょっと気が引けるが、100円でこんな透明ドームは売ってないし作れないよ。

ノコギリで裾を切り取り、高さを揃えたらケーブルを取り出す切り欠きを作る。(焼けたドライバーで穴をあけてからヤスリやリーマーで広げていった)

ベースプレートの止めネジが干渉することがわかったのでその部分の逃げも作る。

最後にサンドペーパーとコンパウンドで磨いてツルツルにする
これらの作業は結構握力を使うが、慌てると傷が付き取り返しつかなくなるので、先を急がずにコツコツやるのが良い。

やっと出来た。

意外ととけこんではる。

バナナプラグは使えなくなるがホコリからターミナルを守れるので普段はこの状態で使うことにする。


こんなとこです

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